昔の漫画指南書では応募原稿というのは八の倍数でページ数を設定しなければいけなかったので、今も変わらないだろうと思って一話当たりのページ数を十六に設定して、全十話の百六十ページにしていたのだが、描こうとしているエピソードやシーンを考えると全然足りないことがわかってきた。
それでネットで無償公開されている既刊本のなかから目次まで見れるものを数冊あたってみると下表のように大体二十一、二ページで一話構成となっているようなので僕も一話当たりのページ数を見直すことにした。
本当は話数を増やしたいのだけれど、それをやると色々な意味で希望を失うので話数はそのままで一話あたりに盛り込む内容を多くするしかない。
で、後半の構成をやろうとしたのだがここ数日に持ち上がった電話にまつわるトラブルを解消するため携帯キャリアで朝から二時間近く時間をとられ、そのあと実家からの電話で一時間以上通話してヘトヘトになってしまい、あまり進まなかった。
携帯キャリアは昨日も三時間近く機体の解析(結局できなかった)に時間を要したので、ほとんど半日無駄に時間を奪われた形になる。
こんなんだったら、昔の黒電話と電報の方がよっぽどマシである。
いくらなんでもそれは無いだろうと思われるかもしれないが、絶対に交通できることが保証されているインフラの例外に放り出されると、放り出された自分の方が周囲から問題視されてしまうので大変なのである。
近い将来、人類は計算機技術を放棄する日がくるだろう。なぜなら面倒くさいからである。