まあ、お金と家庭でしょうね。
やっと一話ネームを描き終える。
(右上の女の子は話と関係のない落書きです。全部モザイクなのも味気ないので…)
シノプシスの段階で予定していた内容の半分以上積み残して、それでも予定二十ページのところを一ページ押して二十一ページになった。
作中、家から最後の同居人である父親が出て行った事を知り狼狽する引きこもりの主人公に「そんなにお父さんのことが大事なら、もっとお話してあげればよかったのに」と家庭教師の一人から彼の父が寂しがっていたことを打ち明けられるシーンを出す予定だが、このあたりは自分と父との実生活の後悔から来ている。
僕の父は僕の生き方に最期まで納得できずに首を振っていたが、せめて話くらいはしておけばよかったと思う。
と、滑り出しを見せた製作も今日から再び無期延期となり、なりゆきによっては筆を置くことになる可能性もある。
せめて丸チョンのネームに表情くらい描きこみたかったが、自分にとって前向きな事情というものがあるのだ。