今年のこれまでと、来年のこれからについて。
今年の出来事のツートップは終活の一環である墓の確保が出来たことと、一年半かけてシナリオからネームまで進めていた商業誌応募原稿の作成を無期延期にしたことである。
まずお墓について、私は両親とも兄弟とも不仲では無く、むしろ感謝しているのですでにある先祖の墓へ入るのに障害になるわだかまりみたいなのは無いのだけれど、私自身が配偶者を得られなかったことで「家族」を複写するという生殖時のコンセプトから逸脱してしまったにもかかわらず、その状態で「家族」と同じシェルターで永久の時間を過ごすのが耐えられないので専用のシェルターを用意する必要があったのだ。
なので、万一今後の人生で婚姻があって、配偶者が先祖の墓に納骨するのに合意していたら専用シェルターはキャンセルして先祖の墓に入るよう分岐条件を設けたうえで遺言状を作成する予定である。
人によってはあの世でも結婚できるみたいな死生観を語ったりするけれど、依り代としての骨(コツ)が墓に無いと駄目なのだ。
次に新人賞応募原稿を見送ったことについて、これは相当な損失であり今まで費やした一年半という年月のサンクコストを考えると忸怩たるものがある。
ただ、詳しくは書けないが色々と事情があり、これまで手掛けた作品はすべて完成させていたにも関わらず、このような形をとらざるを得なくなったのだ。
しかし、状況が改善すれば制作を再開するつもりなのでいつかは何とかなるかもしれない。
今年についてはこんなところ…。
来年は、まず確定申告の取りまとめを行い、申告が終わったら先にDL同人の宣伝用SNSアカウントを作り、次にその原稿の制作を開始し、同時にやはり終活のひとつである書籍や過去の資料などを順次処分していく予定。
そろそろいつ何を実施するか目途をつけなければならない。