匿名F氏の野望ブログ

Fによるブログ。

このブログは成人向けです。
18歳未満の閲覧を固く禁止します。
ここには とても こわいことが かいてあるので こどもが みては いけません。

再開しました。

 今日で五十になった、死にたい。

 

 正確には死にたかった。今は立ち直っている。

 

 先日、睾丸を強打し次の日になっても痛みがひかない上に打った方が大きくなってきているように思え、狼狽し医者に走って行く。

 エコーの結果はなんでもなかったが、すでに閉院時刻を過ぎている私の診察のあとに検体回収業者が医師の対応を待っており、その事が診察に悪影響を及ぼしたのではないかと不安になる。

 その次の日に、会社の会議で仕出し弁当を食べガラを片付けているときにツマヨウジで指をさしてしまった可能性があるのではないかという可能性を否定するロジックを確立できず、感染症に罹るのではないかと不安になる。

 同じ日の夕方、慢性的なクーラーからの水漏れでびちょびちょになったDVDを洗っていると記録構造が溶け出しているのに気が付き、溶け出した物質の中の有害なものが洗っている自分の指先から体内に入り込んでしまったのではないかと不安になる。

 そして生誕半世紀目の誕生日を迎えるにあたり、今まで一度も愛し合うという営みに恵まれず、結果として子供ができない事に悲嘆する。 

 野生環境で弱った個体は捕食者に自分を食べてもらえるようシグナルをだしているという説を聞いたことがある。捕食者のいない人間の動物的あるいは社会的な脱落は希死念慮になってあらわれるのではないかと思う。

 生き物としてプログラムされている本能が何一つ動作しないために、摂理側が仕込んでいる自爆プログラムのカウントダウンが始まったという感じだ。

 また機会を見て何度目かのカウンセリングを受けようかなと考えるが、後述の様にやらなければならないことも多く、時間を何に振り向けるか悩ましい。

 さて、ブログ休止中に何があったかと言うと、およそ二十年ぶりに商業誌に応募した作品はその製作に十余年の歳月を費やしたにも関わらずタイトルすら掲載されず、所謂選外すなわち予選落ちとなった他、指折りXデーをあれほど待ちわびた会社からの退職は結局できず、また結婚についても冒頭に述べた通りで、あらゆる方策と努力は徒労に終わっていました。

 毎度の事ですが、色々な事について仕切り直してこれからの方針を決めねばなりません。

 ダメだった作品は、編集部からの講評が来た後(今月末に送られるらしい)に別の雑誌にも応募して見ようと思っていますが限りなく見込みは薄いと思われます。

 最後は無制限に作品を受け入れてくれるという噂のあるサイトに投稿して終わりにしようと思っています。

 あと会社の方はどうしようもないので、とりあえずは続けていくしかありません。

 なぜ辞職できなかったかという理由については追々明かして行きたいと思っていますが、非常に辛いのでご説明出来ないかもしれません。

 こちらは、あまり期待しないでください。

 冬のコミケには喪失感から焦燥しないように応募しましたが、正直もう新たに本を作っている余裕はないのでこれから作る次の商業誌応募作品のメイキングの形をとりたいと思っています。

 また、僕の個人ブログの方で読者になっていただいた方にも申し訳なく思うとともに、なんとかこちらを見ていただければと思うのですが再開するためには色々と微妙な内容を抜かねばならず、まだ準備ができておりません。

 

  大体、表現者が主張から逃げていては仕方ないのですが…。

 

 というわけで、恥ずかしながら戻って参りました。

 

 これからも頑張って精進しますので、どうか引き続き皆様よろしくお願いいたします。